すっぴんで銀ぶら。

宝石鑑定士(俗称)だけど普通の会社員。
産業カウンセラー試験に合格!心理相談員にもなった!
国家資格となったキャリアコンサルタントにも合格!
頻度は減ったけど、旅人。
お茶やお華も嗜むけど(ホホホ)バイクも好き。
都会暮らしも、10年ちょっと。
そんな私のROCKでLOHASな日常生活を綴った日記っぽいものです。

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LIXILギャラリー閉廊

あらら、今秋閉廊だそうだ。

LIXIL出版も2020年で新刊発行は終了、書籍販売は2022年秋まで。

 

LIXILギャラリーで一番鮮明に記憶しているのが、講演会まで行った薬草のかな。

(展示→こちら、講演会→こちら

比較的最近だと、台所見聞録も面白かった。でももう昨夏の話か〜。

 

今はコロナウイルス感染症対策で臨時休業しているけれど、閉廊までに展示会ができるといいね。

| のぞみ | 美術・芸術 | 20:58 | comments(0) | - | -
【幻】ハマスホイとデンマーク絵画

ハマスホイとデンマーク絵画

Vilhelm Hammershøi and Danish Painting of the 19th Century

 

2020年1月21日(火)〜3月26日(木)

東京都美術館にて

 

日程的に2/29になんとか行けるかと思ったら、その日からコロナウイルスの影響で臨時休室。3/16から再開予定で3/18が夜間開館の日。美術館なら距離が取れるので、仕事帰りに行こうと思ったら残念なお知らせ。

 

【閉幕】

東京都美術館オフィシャルサイトより)

 

が〜ん……。

状況からすると仕方ないけれど、幻となってしまった。

せっかく頂いたチケットだったのになぁ。

また観る機会はあるのかしら。でも、企画展なんて3〜4年がかりで開催するわけで、つまりそれだけ先の予定があったのもコロナのせいで狂ってくるよね……。

 

ちなみにアーティゾン美術館は予定通り3/17より再開らしい。

予約制で人数が分散できるのと、新しい空調システムで空気が入れ替わるから、ということらしい。

 

庭園美術館は3/31まで休館期間延長。

POLA MUSEUM ANNEXは4/12まで臨時休館延長。

美術館により対応はまちまちだね。

| のぞみ | 美術・芸術 | 14:59 | comments(0) | - | -
リサ・ラーソン展

リサ・ラーソン展

創作と出会いをめぐる旅

 

2020年2月23日(日)〜3月4日(水)

松屋銀座8F イベントスクエアにて

 

なんとか間に合った。コロナウイルスによる新型肺炎の影響で、松屋も19時までに時間短縮。昨日の美容院の後では間に合わなかった。

明日は最終日で終了がもっと早いので、会社員には実質最終日。

 

これまでにも松屋銀座ではリサ・ラーソン展を開催してきたので、似たような感じ+新作かと思ったら、少し印象が違った。

学生時代の作品や、もっと遡って幼少の頃の人形(よく取ってあるなぁ、という点も驚き)もあったし、創作に影響を受けた文化や作品の展示もあった。

 

人に歴史あり。何に影響を受けてきたか、知るのは面白い。

 

そこそこ人はいたけれど、距離を十分取れるぐらい。

しかしショップに長いこといると別の問題が出てくるので、ピンときたものをささっとね。

 

やっぱり布巾やタオルってお手軽に買えて増やせるアイテムなので良い。きちんと日常生活で使うから、浪費の罪悪感もなく、お気に入りを使っていつも楽しいという好循環。

 

左はクッキー。ちょっとした差し入れなのだが、身内だから写真ぐらい撮らせてね。

| のぞみ | 美術・芸術 | 18:30 | comments(0) | - | -
講演会「ルネ・ラリック アール・デコの新時代を切り開いた男」

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック

アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美

 

講演会「ルネ・ラリック アール・デコの新時代を切り開いた男」

2020年2月23日(日) 14:00〜

東京都庭園美術館 新館ギャラリー2にて

 

講師:池田まゆみ氏(本展監修者・北澤美術館主席学芸員)

 

19世紀は産業革命で色々なことが出来るようになった。

1900年のパリ万博は、アール・ヌーヴォーが花開いた。

アール・デコは1910〜1930年頃で、1925年のアール・デコ博覧会がその象徴で、ラリック館もあった。

 

ヴァロットンの版画に『ラリックのショーウィンドー』があり、群衆が群がっていて何がラリックなんだかわからないのだが、これはアール・デコ博なのかな……と思ったら、ヴァロットンが1925年没だし、どうやら1900年のパリ万博らしい。

その頃のラリックはジュエラーですな。

 

ガラスがジュエリー成功の鍵だったことも間違いなく、1900年〜1910年頃は、ジュエリーを売りつつガラス工芸への道を模索していたそうだ。

 

ガラス工場は膨大な投資が必要。

1878年のパリ万博ではバカラが出展していて、そういう大企業でないと難しかったらしい。なんとか量産してコストを下げないと。

 

そこで、ラリックが目をつけたのが香水瓶。

香水屋のコティが1905〜1908年頃にラベルを注文した。その頃だっけ、ラリックのパリの店の近くにコティの店があったのは。

ガラスでラベルを作って(!)バカラの瓶に貼ったのだそうだ。

 

ジュエリーで鋳型を使っていたので、キャストはお手のもの。

コティだけでなく、他のメーカーとも取引をしていたというから、商才にも長けていたのだな。

 

ラリック作品の特徴は

‘明ガラス。色ガラスでも一色。

 既にガレが多色使いをしていた

型ガラス

あらゆるジャンル

 デザイン4300種(量産、特注)

 

サチネというフロスト加工は、当時は強酸で表面を溶かしていたそうだ。加工したくないところは、〇〇(忘却)でコーティングして。今は、加工したくない箇所はマスキングして、サンドブラストだねー。

パチネは表面の着色。

オパールのようなオパルセントは、ガラスを再加熱することでできる。

 

型ガラスでも1点しか現存していないものがあるので、型=沢山あるわけではない。点数が少ないものもあるだろうし、破損したものもあるだろうし。

 

シール・ペルデュは蝋型鋳造法。私がジュエリー制作で習っていた、ロスト・ワックスである。懐かしい。

あれで一点物も作っていたそうだ。

 

講演の前に買ったポストカードの薔薇の器(写真左)が、これに当たる。これが、蝋型についた職人の指紋まで見事にキャストされている。

仕上げはツルツルになるまでが基本でしょ!と思うところだが、講演後に展示室に戻って見てみると、薔薇の花の部分が粘土ワックスで作ったような感じなんだよね。これはこういうテクスチャーを目指したのかな?

 

青いガラスの枠に白いガラスをはめ込んだ花瓶も、講演後にもう一度観た。これはラリックでも、ガレの工房でも、つまり熟練の職人が多数いても、収縮率の違いからよく割れてしまうものらしい。

 

講演後半で、ラリック社から提供された制作風景のビデオを観せてくれた。面白い!大きさと素材は違うものの、ジュエリー制作習ってて良かった!

スライドも映像も当然撮影禁止なので、やはり講演会に参加する価値はある。コロナウイルスが心配だったけど。

| のぞみ | 美術・芸術 | 15:40 | comments(0) | - | -
北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック
アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック

アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美

 

2020年2月1日(土)〜4月7日(火)

東京都庭園美術館にて

 

気づいて即、前売券を買った。e+で買えるようになって有難い。

サイトに講演会のお知らせがあったので、申し込んでみたらまだ大丈夫だった。というわけで今日この時間なのだ。

 

北澤美術館のコレクションは、どこかでラリック展を開催していれば少なからず出ていると思う。

 

ここでも以前開催したから、観たことのあるものも結構あった。

今回はジュエリーがほとんど無いのが残念ではあるが、ジュエリーは初期だもんね。

 

講演会は別記事にするとして、講演会の受付を早めに済ませて席を取ってから、トイレに行って、薬を飲んで、まだ時間があるので新館の売店で買い物。

 

薔薇のついた器と、トリがトリ囲んだ花瓶。

いや〜、ラリックのポストカードなんていくらでも欲しいけど、それなら図録を買えって話ですな。

 

着いた時は雲っていたのが、サァッと晴れてきた。

ハッ!アレは!?

 

コレである。

本館と新館を結ぶ渡り廊下のガラスの壁にドット模様があって、角度によってはハート型になるのだ。

 

講演の後にはもうココに日が当たっていなかったので、こういうものはチャンスを逃してはいけないね。

ここが改装してから出来たものだけど、天気や時間の関係で、3回目ぐらいでようやく見られたんだったな〜。

 

獅子狛犬をきちんと観たことがなかったかもしれない。

建物正面のラリックの女神に向かって左が「玉取り」の吽形、右が「子取り」の阿形。

 

まだ寒いので、花といえば椿や、庭園の梅。

 

そしてこれ。

木に名札がついていなかったが、下向きに咲いている濃いピンクの花。

まだ咲き掛けなのかもしれない。

 

庭園美術館は、新館の売店(チケット必要)と入口の売店(チケット不要)で売っているものが違うので、当然帰りに寄る。企画展と関係なく、オサレなミュージアムグッズがあるのはこちら。

 

懐紙が安い。素敵。

桜、梅、椿なので使う時期は限られているけど。

 

そして、半額になっていたチョコを買ってしまった。まさかミュージアムショップで普通のチョコを買うとは……福袋みたいにトートバッグに詰め合わせているのもあって、買っている人に店員さんが「半値ぐらいでおトクですよ」とニコニコと話していた。

その次に私も接客されたわけだが、感じの良い人だったな♡

| のぞみ | 美術・芸術 | 14:06 | comments(0) | - | -
琵琶を聴く

琵琶を聴きに行った。

一緒に予約していた友人は、夫からもらったインフルエンザで無念のダウンのため、一人で行ってきた。

 

カフェとか寿司屋とかギャラリーとか色々やっているところのようだ。

 

寿司屋の時も、握っているところは客に見せないのだそうだ。だからテーブル席のみ。

 

今日は壁側に演者、観客は椅子を演者に向けて、というスタイルだった。

おやつ(どら焼き or プリン)と飲み物付き。

 

今回のテーマは、オリンピックにちなんで『闘う2020』。

しかも、忠臣蔵や本能寺など、よく知っている闘いだった。

流派にもよるそうだが、能や歌舞伎に比べると歌がすっと入ってくる感じだった。特に、忠臣蔵の主君に対する気持ちとか、本能寺の信長の無念さ(驚きも?)とか。

 

琵琶といえば『耳なし芳一』だったり、言われて思い出した、元宝塚の上原まりさんだったり。あと、枕草子で中宮定子が恥ずかしくて琵琶の陰に隠れた場面があったような。

 

日本に5種類あるうち今回は薩摩琵琶で、上記の琵琶とは違うのね。

薩摩琵琶は撥が大きいのが特徴的。弦は絹糸で、ウコンで染めているので黄色い。途中で琵琶についての説明があったのも、初心者には嬉しい。

 

美しき琵琶のフォルム。木肌も美しきかな。

思ったより、奥行きがあるというのか(右の写真)調弦するところがL字型になっている。これは正面だけから見ていたら気づかないことだった。

 

今日の様子もアップされている。

琵琶 たまの緒の会

| のぞみ | 美術・芸術 | 16:30 | comments(0) | - | -
MUGEN∞能

MUGEN∞能

〜五周年記念〜

 

2019年11月30日(土)

12:20開場/13:00開演

 

観世能楽堂にて(GINZA SIX地下3F)

 

能  屋島 弓流 那須語   林宗一郎 坂口貴信 茂山逸平

狂言 二人袴      茂山逸平 野村太一郎

仕舞 道明寺      観世喜正

   松浦佐用姫    観世清和

   船弁慶      観世三郎太

能  善界 白頭         坂口貴信 関根祥丸 野村太一郎

 

『屋島』は歌舞伎だと『錣引』を観たことがある。景清の名が出てきて、あの場面かと思い出した。

『二人袴』は昨年、野村萬斎親子で婿とその父という設定で演じられていたのが、今度は兄弟、婿とその兄の設定。

『善界』はちゃんと予習しておけば良かった……帰ってきてから筋を見て、あれがそうだったのかと納得。

 

初めて脇正面を離れ、中正面のA席。

俯瞰して見られるとお能マニアに聞いた。ちょっと柱で隠れる時もあったけれど、いつもいつも柱の陰にいるわけではないので大丈夫。

 

未だに正面で観たことはない。

 

席は良かったのに、隣人に恵まれなかった。

始まっているのに、まだ喋っている。途中途中でも喋っている。30分も経ってから平気で入ってくる。お能は歌舞伎よりもっとシ〜ンとしているイメージなのだが。

なんだか当分行きたくなくなった。

| のぞみ | 美術・芸術 | 17:40 | comments(0) | - | -
ラウル・デュフィ展― 絵画とテキスタイル・デザイン ―

ラウル・デュフィ展

― 絵画とテキスタイル・デザイン ―

 

2019年10月5日(土)〜12月15日(日)

パナソニック汐留美術館にて

 

第1章 絵画 生きる喜び  陽光、海、そして音楽

第2章 モードとの出会い

 パート1−『動物詩集またはオルフェウスの行列』と木版画からの展開

 パート2−ポール・ポワレ、ビアンキーニ=フェリエとのコラボレーション

第3章 花々と昆虫

 パート1−薔薇

 パート2−様々な花

 パート3−花と葉

 パート4−昆虫

第4章 モダニティ

 パート1−モダン・ライフ

 パート2−幾何学模様

 

最後のここだけ撮影可能→

(英国の舞台衣装デザイナー、アンソニー・パウエルによる『マイ・フェア・レディ』」の衣装)

 

デュフィはブリヂストン美術館(2020年1月18日にアーティゾン美術館として建替え後に新たに開館)に《オーケストラ》という楽し気な絵があって知っていたものの、テキスタイルデザインも手掛けていたのは知らなかった。

 

なんだか楽しくなってしまう絵が多いのは、色彩なのかな。

ブリヂストン美術館の《オーケストラ》かと思った絵があったが、大谷コレクションだった。

 

テキスタイルは、今見てもモダンな感じがしたから、当時は衝撃的だったのでは?なかなか大胆な柄だった。

 

ポストカードは2枚購入。一番気に入った絵はポストカードに無かった。

美術展でポストカードのオンデマンドプリントサービスがあればいいのに。権利関係などあるんだろうか。

 

《黄色いコンソール》

《象とチーター(3色展開のデザイン原画)》

 

LOVE WALL OUTSIDE

 

パナソニックのあの建物の壁にハートマークが沢山。

デザイナー J GOLDCROWNによるもの。

 

OUTSIDEがあるので、INSIDEもあるようだ。

中のものは、もう少しほんわかした感じみたい(サイトによれば)。

風が強い!

あの吹き流しみたいな雲も、そうして出来たものだろうか。

(ビル風だったのかもしれず、この後に行ったところの風はそうでもなかった)

 

また謎の実を見つけた。花のシーズンにまた探さねば。

そういえば、ヤマボウシの実を見つけたのもこの辺りだったな。

| のぞみ | 美術・芸術 | 11:31 | comments(0) | - | -
中央区まるごとミュージアム 美術鑑賞会
茶の湯の名碗「高麗茶碗」

中央区まるごとミュージアム2019
2015年11月1日(日) 9:00〜17:00
区内各所にて

 

このところ、区の文化事業に悉く外れていたが、やっと当たった。

(でも午前中の図書館の閉架書庫ツアーは外れた…)

 

たまたま区報でイベントを知って、たまたま図書館で事前イベントの案内冊子(写真左)を見つけたので応募できたけれど、サイトだとどこに応募したら良いのかわからなかった。

 

美術展鑑賞会
特別展 茶の湯の名碗「高麗茶碗」

三井記念美術館にて
14:00〜15:00(その後自由鑑賞)

 

渋く茶碗。でも茶道部だったし。

茶道部レベルだと、有名なお茶碗の銘で問答の練習をするのだが、美術館はその本物があるから凄い。

 

1. 茶の湯が見立てた高麗茶碗

2. 日本向けに焼かれた茶の湯の茶碗

3. 御本(ごほん)茶碗と半使(はんす)茶碗

 

我が家にあるのは三島(風?)、あれも高麗茶碗だったのか。

高麗茶碗といっても高麗時代ではなく、朝鮮時代だそう。

 

御本というのは、対馬藩の注文帖控えが発見されたことによって、その仕組みが解明されたそう。釜山の倭館の運営をしていて、有力者から注文を受けて現地で焼いて贈っていたそうな。

半使というのは朝鮮通信使の通訳たちが持ってきて、対馬藩に売ったもの。御本と似ているけれど、注文品ではないからか、作風が伸び伸びしているそうだ。

 

よく絵画を鑑賞する時に「家に飾りたいのはどれか」「一枚買うとしたらどれか」という目で見ると良いと聞く。

お茶碗だと「どの器がお茶会で出されたら嬉しいか」かな。

| のぞみ | 美術・芸術 | 15:40 | comments(0) | - | -
お能

観世流能楽師 武田文志主催

第三回 文の会

 

2019年11月2日(土)

開場12:45/開演13:30

二十五世観世左近記念 観世能楽堂(GINZA SIX地下3階)にて

 

仕舞 熊坂 功刀望

   氷室 長山桂三

   松風 坂口貴信

   邯鄲 武田宗典

狂言 千鳥 山本東次郎

  −休憩−

仕舞 弱法師 武田志房

   江口キリ 坂井音重

   善知鳥  野村四郎

舞囃子 東方朔 観世清和 観世三郎太

  −休憩−

能 道成寺 赤頭  武田文志

 

今回は割とギリギリまで席が決まらなかったのだが、受け取ってみたらやはり脇正面だった。しかも前回よりじりっと前に出て……寝ないように!

 

寝るわけないのだ、念願の道成寺だから。

歌舞伎は京鹿子娘道成寺、二人道成寺、男女道成寺などバリエーションが豊富だが(さすがに五人道成寺の時は花子多くない?と思ったが)お能は”披き”という、これをやって一人前という特別な時によく上演され、能楽師人生で二度、三度のみということもあるのだとか。

披きの時はスタンダードなもので演じ、二度目・三度目になると趣向を凝らす。今回は赤頭と乱拍子の型がそれに当たるようだ。

 

鐘は茄子紺のような色の、地紋が美しい絹地が張ってある。竹の骨組みに和紙だろうが、重さを出すために下の恐らく膨らんだ縁の部分に鉛が入っていると聞いた。竹に下げた鐘を4人がかりで運んできた。設置から見られるのか!

能舞台の天井の滑車と柱の環は、道成寺のためだけにあるらしい。

 

まず狂言方の鐘後見が鐘を運び、設置が終わるとシテ方の鐘後見に鐘を吊る綱を渡す。分業なのだな。

 

今日は音声ガイドを借りなかったのだが

「ここは歌舞伎の『聞いたか、聞いたか』のところだな」

なんて比較すれば、筋はわかっているので大丈夫。

 

白拍子も最初は鐘を拝むつもりだったのかもしれない。でも舞ううちに怨念がムクムク湧き上がってくるのか、鐘をキッと見上げる時など、面をつけていてもわかるものだ。

 

鐘入りの直前は、やはり烏帽子を落とすのだな。「男のフリして踊ってたけど、私やっぱり女なのよ!」ってこと?執念メラメラ。

そして、鐘が落ちた直後の狂言方が面白い。聞いてはいたけど鐘に集中してたから、ゴロゴロゴロっときて驚いた。まんまとやられたわ。

 

しかしチケットが高いのぅ。いつもA席7,000円をお願いしていたのだが、今回は選ぶ余地はなくS席13,000円。A席も10,000円。

 

”鐘に金がかかる”のだそうだ。歌舞伎と違ってお能の舞台は一日限り。そのために鐘を作るわけで。道成寺=高い、となるらしい。

そして人間国宝代だそうだ。今回は観世宗家もご出演で、盛り沢山。

 

ロビーに貼りだしてあった面・装束。

 

《後日談》

お能マニアに「坂口先生の『松風』はどうでしたか?」と聞かれた。

「なんというか……風を感じたわ」

と言うと、そうでしょうそうでしょう、と満足気な笑み。

今月末もお能なので楽しみ。

 

道成寺も、披きの初々しい時や、40代〜50代ぐらいで趣向を凝らのも良いが、60代ぐらいで円熟味の増した時がお勧めらしい。その後は体力的にやらなくなるから、と。

 

彼女から、神楽坂の矢来能楽堂でくもの糸を投げる体験ができるワークショップ(→これね)をやっていたと聞いた。神楽坂の能楽堂は知らなかったけど素敵。”神楽”坂だし。

お能の土蜘蛛も観たいな〜。

| のぞみ | 美術・芸術 | 18:15 | comments(0) | - | -
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