すっぴんで銀ぶら。

宝石鑑定士(俗称)だけど普通の会社員。
産業カウンセラー試験に合格!心理相談員にもなった!
国家資格となったキャリアコンサルタントにも合格!
頻度は減ったけど、旅人。
お茶やお華も嗜むけど(ホホホ)バイクも好き。
都会暮らしも、10年ちょっと。
そんな私のROCKでLOHASな日常生活を綴った日記っぽいものです。

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自分の眼で見て、考える

自分の眼で見て、考える

 

安野 光雅

平凡社(2019/2)

 

”のこす言葉”というシリーズらしい。

 

絵の入選に囚われず誇りを持ちなさい、という話で

『「誇り」というのは、自分の体にくっついている劣等感をはぎとって、あれも、これも、と剥ぎ落としていった時、最後に残るもの』

と言う。なるほど、はぎ取るのは見栄じゃなく、劣等感なんだ。

 

中学と高校の美術の教科書を彫刻家と一緒につくった時に「分類をしない」と書いたそう。

『分類をすると、わかった気になって安心してしまう』

『一般に、人は分類したがる』のだと。

確かにそうだ。分類して、名前をつけたがる。

どうしてだろうね。わかった気になりたいのかな。

絵を描く人の言葉が響くのは面白い。

 

私は氏の「旅の絵本」シリーズが大好きで、英国編を時折眺めている。

これは下書きが無いらしい。だから位置関係が違う(英国人に指摘された)ことがあるのか。でも面白い。あれは安野さんの頭の中から出てきた順の英国なのかも。

 

あれを英国人に見せると楽しい。童話のキャラクターは見つけていたが、風景の中から「ここ、ターナーの絵みたい」と指摘した人がいた。

3巻目からそういう遊びをし出した、と書いてあった。3巻が英国編だ!

| のぞみ | | 21:35 | comments(0) | - | -
犯罪小説集

犯罪小説集

 

吉田 修一

角川書店(2016)

 

映画『楽園』を観た後で読んだ。

この中の『青田Y字路』と『万屋善次郎』を組み合わせて、エピソードを加えたわけね。だから

「あの時あの場にいたでしょう?」

という会話が繋ぎになったわけだ。

 

上記の「閉鎖的な社会って怖いわ〜」という話の他に、平凡な主婦がある日どうなるかわからないな、とか、遊んでばかりいるとこうなるのか、とか、大なり小なり犯罪の話が入っていた。

 

遊興三昧のバカ息子の話なんて、レバノンに逃亡した元日産のカルロス・ゴーンを思い出す。世界の世論も厳しく、レバノン政府が自ら引き渡しを申し出る、なんてなれば良いのにな。

| のぞみ | | 20:54 | comments(0) | - | -
読書

本リストを集計したら、今年読んだ本は53冊か54冊となりそう。

まさに週一冊。

 

通勤電車の乗車時間が短かったり、混んでいて読めなかったりするので、時間を取れるのは昼休みと就寝前。

 

就寝時にマッサージクッションを使うとそのまま寝てしまい、肩・首・背中が痛くて真夜中に目覚める、という逆効果になってしまうことがあったので、就寝前に壁に寄り掛かった状態で背中に当てることにした。

15分で自動的に切れるので、切れたら寝る合図。その15分は、本だけに集中。

 

産業カウンセラーの受験資格を得るために、大学3年に編入した時、入学式で言われたのは

「勉強時間が取れないと皆さん不安がるのですが、一日15分でも良いので、とにかくテキストを開いて下さい。大丈夫です、毎年〇人入って、きちんと卒業されています」

 

ほぼ通信で、時々スクーリングがある形式ゆえのことかな。

私は社会人になってからも何かと勉強なり習い事なりしてきたので、それを大学の勉強に替えるのはたやすいことだった。

 

一日15分、ひと月7.5時間(一日の労働時間だわ)、一年91.25時間。

小さな事の積み重ねというのは、これほど効果があるのだ。

| のぞみ | | 21:08 | comments(0) | - | -
不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)

不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)

 

ルイス キャロル(著)

トーベ ヤンソン(イラスト)

村山 由佳(訳)

KADOKAWA/メディアファクトリー(2006/2/28)

 

トーベ・ヤンソン挿絵のアリスだ!と手に取ると、村山由佳訳とある。あの村山由佳?と表紙をめくると、やはりあの《天使の卵》の。

 

読み慣れた訳ではないので「こんなだったかな?」と思う場所もしばしばあり、翻訳も子供ながらに(子供だからこそ?)影響力があるんだなぁと思った。

なんでも、アリスがお話を聞いているうちにウサギ穴に落ちてしまうので、お話を語っているような口語にしたのだそうだ。

 

ルイス・キャロルの言葉遊びを訳すのは難しそうだよね〜。

トーベ・ヤンソンの挿絵は、ムーミンとはまた違った感じ。アリスの世界のシュールさには良く合う。

| のぞみ | | 21:26 | comments(0) | - | -
メアリ・ポピンズ

メアリ・ポピンズ

 

トラバース (著)

安野光雅 (イラスト)

岸田衿子 (翻訳)

 

朝日出版社(2019/1/26)

 

絵が安野光雅!

そこに惹かれて読んで(見て?)みた。

 

メアリが結構冷たくて驚いた。

私の中のメリー・ポピンズというとやはりジュリー・アンドリュースのイメージなのだろうなと思った。何せ、子供の頃に刷り込まれたんだから。

本のメアリは、どちらかというと映画のリターンズのエミリー・ブラントに近い感じ。

 

でも、どんなに冷たくても、この世界観が好き。

リターンズを観に行った時、オープニングの雰囲気だけで懐かしくて泣いてたもんなぁ(早)

| のぞみ | | 21:02 | comments(0) | - | -
グリムにおける魔女とユダヤ人

グリムにおける魔女とユダヤ人

メルヒェン・伝説・神話

 

奈倉 洋子

島影社(2008)

 

こういう研究、面白そう。

グリムは初稿から初版〜第〇版と版を重ねるにつれ、表現がかなり変わっていったのだそうだ。

 

例えばヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女は、最初は単なるおばあさんだったそうだ。もちろん、子供をどうにかしようという下心はあっただろうけれど。

それが、版を重ねるにつれ、目が赤くて鉤鼻の…みたいな形容が追加されていく。

 

また、継母=魔女という話も、最初は実母だったものがある。白雪姫もそうだったよね。

これは、実の親が子供を虐待するなんて本は教育上よろしくなかったので、では血の繋がりのない継母にしてしまえ!ただの継母のイジメでもやはり教育上よろしくないので、魔女ということにしてしまえ!となっていったらしい。

 

原語のドイツ語には魔女を表す言葉がいくつかあり、グリムは使い分けていたようだ。ドイツ語がわかると、この辺りももっと面白いに違いない。

そもそもは、善い行いをすれば褒美を与え、悪い行いをすれば罰を与えるような二面性があったのに、魔女は一方的に悪くなっていった。その背景には、魔女裁判がある。あー、そういう時代か。

 

そういえば、心理占星術の鏡リュウジさんも言ってたな。

英国でも魔女と呼ばれる(もしくは名乗る)人達がいて、占いをしたり、薬草を扱ったりする。

 

ドイツでもそうで、民間医療として人々は利用してきた。

それが、魔女狩りの時代になってくると、怖くなってしまったんだろうか。いつの世も、何者かを悪者にしておけば自分達は安泰、という理論がどうもあるようだ。先日観た映画『楽園』しかり。

 

ところで、メルヘンはメルヒェンなのだな。勝手にメルヘンとカナを振っていたものに慣れていただけなので、メルヒェンの方が発音が近いのかな。

 

面白かったのは、妖精譚はドイツには無いのだそうだ。妖精が出てくるのは、フランス発の話。ゆえに、ふわふわした妖精が、鉤鼻のおばあさんになることもなかった模様。

| のぞみ | | 20:41 | comments(0) | - | -
世界は食でつながっている

世界は食でつながっている

You and I Eat the Same

 

MAD

編集:クリス・イン

序文:レネ・レゼピ

訳:中村 佐千江

 

KADOKAWA(2019/3)

 

これもMetro min.のTASTING BOOKSという食に関する本のコーナーで知り、その後J-WAVEの金曜ZAPPAでも紹介されていて、やはり読まなくてはと思った。ちなみにZAPPAは毎朝5時から放送しているが、金曜日はアートや本の話題が合うので聴いている。

 

世界的に有名なレストラン「ノーマ」のシェフ兼共同経営者のレネ・レゼピが立ち上げた料理コミュニティMAD(デンマーク語で食べ物の意)によるもの。

 

原題はYou and I Eat the Same、確かに「平たいパンで肉を巻く」や「木の葉で材料を包んで料理する」のように、どのような地域にも見られる人間の行動からすると、同じようなものを食べてきたのだろうと思う。行く先々でその土地の料理と化すものもある。

 

一話ごとに書いている人も違い、取り上げ方も様々。

料理で事業を立ち上げたい人向けの支援システムで取り上げられていた女性は3人、それぞれ歴史があり、そこに辿りついていた。食材や料理の話もさることながら、やはり「人」に注目してしまうのはカウンセラーあるあるか?

 

日本料理は世界でこんな風に見られているのだな、と思うこともしばしば。以前から存在していたのに、注目され値段が高くなって初めて市民権を得るというのは、少し寂しい一面もある。

 

最後に、スターバックスでトレーサビリティの仕事をしている、ルワンダ・ツチ族の青年の話が出てくる。ルワンダからウガンダやケニアに逃れ、やっとルワンダに戻ったその時が、あの大統領機が撃墜された時だ。あぁ……戻っちゃいかん。映画『ホテル・ルワンダ』や、映画でドン・チードルが演じたホテルマンが書いた『ホテル・ルワンダの男』に出てくる、ジェノサイドが起こる発端の一つだ。

 

彼は”ここに一緒にいるのが願いではない。ここを離れてどうか安全でいて”という母の説得でアメリカに渡り、コーヒーでルワンダをなんとかできないか、とまた戻ってくる。でも、農業に携わるのは主に対立するフツ族、また難しい種族の問題が勃発する。

最後に重い話がきたが、ルワンダを語る上でジェノサイドは避けて通れないので、ぜひ上記の映画や本の知識は持ちたいところだ。

 

Metro min.は6月号に掲載されていたのに、結構時間がかかってしまった。それは、この本が大きいから。

私は単行本は平気で持ち歩くが、その倍ぐらいある。毎晩寝る時にベッドの上で、肩にマッサージ機をかけながら膝に乗せて読むのが日課になったが、寝落ちすることもしばしば……ようやく読み終えたので、達成感も大きい。

| のぞみ | | 20:48 | comments(0) | - | -
あるかしら書店

あるかしら書店 

 

ヨシタケ シンスケ

ポプラ社(2017/6)

 

何で知ったのか忘れてしまったが、可愛いしアイディア豊富で思わずニッコリしてしまう。

 

こんな絵本を読んだよ、と言ったのを聞いた人が「やだ、読みたい!」とメモしていた。

 

あるかしら書店の店主に「こんな本はあるかしら」と聞くと、「ありますよ」と何冊か出てくるのは、あのドラマ・映画に出てきたマスターのようだ(何を言っても「あるよ」って出すあの強面のマスターね)。この本の店主は、丸っこいおじちゃん。

 

私は、読書サポートロボ「ヨムロボくん」が欲しい。

うるさい場所では耳をふさいでくれるし、励ましてくれるし、寝たら起こしてくれるし、暗い所で読んでいたら叱ってくれるし、感想も聞いてくれる。

 

きっと、読みやすいようにページを押さえたり、いいところでページをめくってくれたりしてくれるんじゃないかな。え?有料オプション?

| のぞみ | | 20:13 | comments(0) | - | -
鯨を生きる−鯨人の個人史・鯨食の同時代史

鯨を生きる

鯨人の個人史・鯨食の同時代史

 

赤嶺 淳

吉川弘文館(2017/2)

 

鯨は、給食で竜田揚げが出たことはあったが「鯨も食べられるんだよ」という食育の一環だったのかと思っている。

捕鯨禁止になってからは一切食べておらず、国民一人当たりの摂取量が33gと言われれば、食べた人の分を国民全体で割ったらそんなものかもね、と思う。ただ、私は関東なので、関西での鯨文化を知らなかった。

 

東京メトロで毎月20日にラックに置かれるMetro min.の中にTASTING BOOKS FOR EATINGというコーナーがあり、ここで紹介される食に関する本を読むのが好き。この本は、2019年9月号(8/20発行)に載っていた。

 

捕鯨に従事してきた3人、鯨肉の販売や製造に携わってきた3人の個人史と、捕鯨と鯨食の解説・考察で構成されている。

 

13〜15万頭(!)の鯨を解剖してきた人、捕鯨の花形・砲手、大工。大工!?そう、鯨は脂が多くて滑るので、作業をする人は滑らないようにした履物(スパイクみたいな?)を履く。そうすると床板が傷むので、修理する人が必要なのだ。母船一隻に、家10軒分の木材を積んでいたそうだ。

 

大洋ホエールズ(そうか、鯨か…)の給料は、シロナガスクジラ2頭で賄えるという噂があったらしい。それだけ捕鯨は儲かっていたんだね。

 

昨年の暮れ、IWC(国際捕鯨委員会)から脱退すると聞いて驚いたが、膠着状態ではあったようなので仕方なかったのかな。ただ、商業捕鯨を再開すると聞いても──電車の中のニュースビジョンでたまたま水揚げの写真も見たが──元々食べないのでピンとこなかった。

 

大型の動物や魚が食べるものを考えると、ある程度頭数のコントロールをした方が良いとも聞いたことがある。可哀想!と感情的になるのではなく、そういうデータも勘案して欲しかったな。

 

この本を読み始めてからスーパーの魚売場で、鯨ベーコンを見つけた。

表示を見ると、ナガスクジラとミンククジラだった。

肉のベーコンと同様、亜硝酸塩が使われていたので買わなかったが、ちょっと食べてみたかった。薄くスライスされて真空パック詰めされたそれは、白くて縁が赤っぽかった。

| のぞみ | | 21:27 | comments(0) | - | -
街灯りとしての本屋11書店に聞く、お店のはじめ方・ つづけ方

街灯りとしての本屋

11書店に聞く、お店のはじめ方・ つづけ方

 

田中佳祐(著)竹田信弥(構成)

雷鳥社(2019/7)

 

割と出たばかりの本なんだ。

東京と近郊を中心に個性的な11書店が、お店を始めたきっかけや特徴、こだわりなどが載っている。

 

お母さんが本を選んでいる間、お店の人が赤ちゃんを抱っこしてあやしてくれるなんてほのぼのして良い。その子が少し大きくなったら一緒に絵本を選べるし、街と子供と一緒に育っていくような感じもいいね。

 

そんな、個性的で地域に溶け込んでいる書店は近所にあるかな。

銀座だと森岡書店かな。ちょっと個性的過ぎるかな。

 

本屋の本、という感じで面白かったのだが、色合いがどうも……いや、好みもあると思うけど。

表紙が白地に銀(グレー?)の字。本文が上下二段組で、私には読みにくい明朝体。更に読みにくいのがコラム。グレージュみたいな地に白地なのだが、本文より更に小さいフォントの三段組。全然頭に入ってこなかった。

 

インタビューされた書店の人が言ったならともかく、紹介文の方に『見れる』などとあるのも、校正したのだろうかと思う。NHKのニュースだと、インタビューされた人が『見れる』と言ったとしても、字幕は『見られる』にしているのを以前見た。本だってそうなのでは。

| のぞみ | | 19:57 | comments(0) | - | -
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